2017年8月2日水曜日

しくじらない方法を学ぶ


業界紙に紹介のあった「しくじる会社の法則」:高嶋健夫氏を読んだ。面白い本だ。筆者は元日経記者で、その後フリーライターに転じた苦労人故に、その類推的結論は至って、具体的で説得力がある。冒頭での幾つかのチェックポイントを紹介すると、社長(経営者と置き換えて良い):いつも高級スーツでも眼鏡が汚れてる、オフィス:受付が汚い&煩雑&粗雑&不愛想、社員態度:トラブルを現場だけで対応等々。一番受けるのは、社長だろうから、本文中からもう少し抽出すると、高級外車に乗っている(しかも新車)。名刺交換態度。暗い態度。従業員愛が無い。製品・サービス愛が無い。等々だ。いや、俺はちゃんと有ると豪語せず、謙虚に自分と自分の周辺を見渡す事だろう。更に、BSやPLも読めない経営者が多い事を嘆く(流石日経記者!)。トップの挙動・態度も重要だが、その受け皿である社員や工場の在り様にも、氏は厳しいチェックポイントを設けている。本社が新しくなった会社は危ない!なんてのは、私も同感だ。お金はもっと別な事に使った方が良い場合が殆どだ。良い工場は綺麗だも、受付と同じことだ。人間だって、外出する時は、身なりに注意し、女性なら化粧もする。そんな気配りが社長以下ちゃんと出来ているか?を氏は問う。氏がエクセレントと事例を挙げる会社は幾つかある、サントリー&アサヒ緑健(コールセンターが本社にある)、京王百貨店新宿店(お客様視線に長けている)、花王(社長が社食を一緒に食べている)。又、尊敬する経営者も何人か登場する。土光さん、稲盛さん、盛田さん、飯田さん、豊田さん、松本さん、等。加えて、「トップセールスマンと繁盛しているスナックのママの共通点は筆まめであること」と紹介している。一方、後半はフリーライターに転じてからの経験が述べられ、これも又、有意義なコメントが並んでいる。そして、最後のあとがきはライターだけでなく、現役のサラリーマンにも応用できる情報の収集方法の鉄則が書かれている。一度目を通したら良いかと思う。



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