2017年4月12日水曜日

100年という人生設計


「定年男子 定年女子 45歳から始める「金持ち老後」入門!」:大江英樹氏、井戸美枝氏を読んでいる。何と、この本はベストセラーなのだそうだ。という事は皆が老後の事を心配している表れでもあるだろう。近々破産だと煽られている過度な財政負債の中、将来の社会保障制度の存続に、国民の皆が不安を抱いている証拠でもあろう。本の名前には45歳とあるが、これより若くても、あるいは老いていても、参考になる本なので一度、手に取った方が良いかもしれない良書だ。会社では私の所に、退職金の使い道や年金その他で助言を求める社員が居るが、こうした具体的な老後の生活方法については、意外に不安を煽るものしか存在しないので、こうした具体的且つ実際例に即した本は役立つと思う。さて、章は金持ち老後のために知っておくべきこと、月8万円の収入で老後の赤字は消える、病気と介護にかかるお金、幸せな老後のために45歳からやっておくべきこと、の4つだ。1章の知っておくべきことはお金のインプットとアウトプット。前者は公的年金、後者は日常の経費だ。定年後は無駄な出費を抑えるべきことは当然。2章の8万円の根拠は前章でアウトプットがインプットを上回るからで、しかも定年と公的年金の支給年に隔たりがある為に、これが起きる。よって、再就職すべきと説く。但し、変なプライドを捨てると共に、嫌な仕事はしない事等だ。3章は健康とお金のバランスの話。ここは自分の自己資本との相談部分だ。残るは4章。ここは会社員と自営業で大きく異なるようだ。会社員の場合は、孤独対策。自営業は蓄え。共通的サジェッションは熟年離婚の回避、定年後の家計収支は月5万円程度の赤字、そして、三つの「ひ」。これは本で読んで欲しい。お金も人付き合いも皆、手段にしかない。夫婦という形態も一つの手段だ。長い人生だからこそ、自分に素直になって楽しく生き抜いてみたいものだ。この本はやや不安勝ちになる老後に大いなる勇気を持って船出するに良い羅針盤ともなるかもしれない。



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