2016年3月27日日曜日

2016(平成28年)・3.27書評

先週の評点:
「石川啄木」(○): キーン,ドナルド、 Keene,Donald、「季節のなかの神々: 歳時民俗考」(○):小池 淳一氏、 「2020年 世界経済の勝者と敗者」(○):ポール・クルーグマン、 浜田 宏一氏、「ロング・ロング・ホリディ」(△): 小路 幸也氏、「ピロウボーイとうずくまる女のいる風景」(△):森 晶麿氏、「邪眼: うまくいかない愛をめぐる4つの中篇」(-):オーツ,ジョイス・キャロル、 Oates,Joyce Carol氏。
ノンフィク3、小説3のウェルバランス。
分厚さで言えば、「石川啄木」だ。もっと勉強しなくてはと思っていたが、やはり暗い。貧困との常に戦いながら、自分の知性の居場所を探している感じだ。「神々・・」は地方特有の神々と神事の絡みがが面白い。クルーグマン氏はまさにアベノミクスの理論リソースに当たる。御用学者でないことを祈って、読んでみたが、どうだろうか。この辺りが別ブログにも書いたので参考にされたい。その他小説群は全敗だ。
今週のお題:
「ギリシア人の物語I 民主政のはじまり」:塩野七生氏、「乱獲: 漁業資源の今とこれから」: ヒルボーン,レイ、 ヒルボーン,ウルライク、「からだにやさしい腰痛克服法 --徹底図解 腰痛の原因と対策-- (名医が教える健康バイブル)」:駒形正志氏、「終わった人」:内館牧子氏、「軽薄」:金原ひとみ氏、「異類婚姻譚」:本谷有希子氏。
ノンフィク3、小説3の意欲的取り組み。小説群は本谷氏の事前評点低い。意外。金原氏の作品は怖いもの見たさ的で何時も途中で投げ出してしまうが、今回はどうか?ノンフィクは大御所塩野氏作品を有難く読ませて貰う積り。しかし、長文だ。あの痩身にこのエネルギー!凄い。
私の近況は、送別会が続き、どちらかと言うと、暖かく送り出す側で何となく、もの悲しい。若いのに、職場に馴染めずに都会へと漂流してゆくもの。道半ばなのに、他工場へと飛ばされる工場長。たった一年で職位変更のあったもの。満期完了して、悠々自適の老後を迎えるもの。人それぞれだ。私こそ未だ、ソフトランデイング出来ていない。明日は我が身の宮使いに変わりはない。

2016年3月25日金曜日

AIは未来をどう変える? 古い羅針盤39章 発売開始

目次
爆買いとSMAP騒動
囲碁もAIに陥落す
愛の反対は何?
資本主義の必然的終焉を問う(2)
古き良き時代の終わりか
日本の治安は本当に大丈夫なのか?
シンプルな答えが一番
笑いもビッグデータとなる?
サービス業の生産性向上って何だろう?
死に方のレッスンをしよう
ない々づくしの功罪
勿体無い人材逸失を憂う
2千万人は居る依存症という病
作家は変人なんだ、きっと!
超超高齢化という世界で生きる
政治の暴走を許している原因とは?
遺稿という想いを引き継ぐ
無戸籍人が日本で生じる背景とは?
奢る和食文化は不味い
犬は家畜であるという事実
好きこそ者の上手なりか!
アジアの秘境は意外に近場!
民泊という新たなビジネスを読む
近未来の構図とは?
投資と心理のわな


2016年3月20日日曜日

2016(平成28年)・3.20書評

先週の評点:
「これから始まる「新しい世界経済」の教科書」(◎):スティグリッツ,ジョセフ・E.、 Stiglitz,Joseph E.、「マナーの正体」(◎):綿矢 りさ氏他、「シェア」(△):加藤秀行氏、「ニューカルマ」(○):新庄 耕、「樹液少女」(-):彩藤アザミ氏。
スティグリッツ氏は今一番注目の経済学者だろう。「マナー・・」は色々な作家のコラム集約版だ。やはり、藤原正彦氏がシニックで受ける。「ニュー・・」の新庄氏は「狭小邸宅」の2作目だ。現代世相を描いているのだが、その分暗い。若い作家なのに、暗闇を覗く様な作風はやはり今時の若者思考か。
今週の課題:
「石川啄木」: キーン,ドナルド、 Keene,Donald、「季節のなかの神々: 歳時民俗考」:小池 淳一氏、 「2020年 世界経済の勝者と敗者」:ポール・クルーグマン、 浜田 宏一氏、「ロング・ロング・ホリディ」: 小路 幸也氏、「ピロウボーイとうずくまる女のいる風景」:森 晶麿氏、「邪眼: うまくいかない愛をめぐる4つの中篇」:オーツ,ジョイス・キャロル、 Oates,Joyce Carol氏。
ノンフィク3、小説3のウェルバランス。
分厚さで言えば、「石川啄木」だ。私は彼について意外に知らない。もっと勉強しなくてはと思っている。クルーグマン氏はまさにアベノミクスの理論リソースに当たる。御用学者でないことを祈って、読んでみたい。
私の近況は健康診断があり、その当日までジョギングをして臨んだ為に、高血圧は若干の改善が見られたようにも感じた。が、その為か腰痛がぶり返して、全ての運動をシャットダウンする羽目に。誠に情けない。
それ以外は、愚息の春休みを兼ねて、葉山方面に旅行をした。温泉付き、葉山牛付きの豪華版だが、帰省以外旅行の機会も激減しているので、良しとしたい。家族で旅行の機会も段々無くなってくるからでもある。せめて、私の退職や愚息の大学進学時には、最後の海外旅行でもしたいねと語り合っているけど、実現の目途は立っていない。まずは、無難に中学、高校と進学を成功してもらうことで良しとしなければ。子供の世界でも、頭が良くて、こずるかしい奴が居て、結構標的にされているらしい。嫌な奴は何処にも居る。最終的には友人を失ってゆくだけなのだが。その点、家人は何処でもしっかりと友人のネットワークに参加し、意気盛んだ。やはり、女性のコミュニテイ創造力には男性は敵わない。

2016年3月13日日曜日

2016(平成28年)・3.13書評

先週の評点:
「今どきコトバ事情:現代社会学単語帳」(◎):井上俊氏他、「市民ホスピスへの道: 〈いのち〉の受けとめ手になること」(〇):山崎 章郎氏他、「16歳の語り部」(◎):雁部 那由多氏他、「ハーメルンの誘拐魔」(-):中山 七里氏、「ブロッケンの悪魔 南アルプス山岳救助隊K-92016」(◎):樋口明雄氏。
 「今どき・・」じは自分自身の常識判定に使ったらどうかと思う。「市民・・」は身近なものに死を持ちあげない限り、病院任せになりかねない厳しい現状がある。「16歳・・」は勇気を奮って、自分自身の体験を語ってくれた少年少女たちに感謝だ。マスコミ経由の情報は、変質やバイアスが掛かり、そのままダイレクトには伝わらない。その意味で貴重であり、本出版を目指した関係者にも謝意を述べたい。「ブロッケン・・」はエンターテイメントとして楽しんだら良いと思う。「ハーメルン・・」は最初で躓き、読破出来ず。
今週のお題:
「これから始まる「新しい世界経済」の教科書」:スティグリッツ,ジョセフ・E.、 Stiglitz,Joseph E.、「マナーの正体」:綿矢 りさ氏他、「シェア」:加藤秀行氏、「ニューカルマ」:新庄 耕、「樹液少女」:彩藤アザミ氏。
ノンフィク2、小説3のウェルバランス。
今や、経済格差の大家である「スティグリッツ教授」の登場だ。「マナー・・」はコラムのまとめ、小説群は「ニューカルマ」が事前評点が高い。
さて、私の近況。ビジネスサイドはやはり周囲の退職、転職事情が頻繁に耳に入る時節であり、心穏やかには出来ない嫌な時期だ。風は吹いているは、お気に入りの三浦氏著のお気に入りの小説だが、私自身の風はこの数年間、パタッと止まって動かないのが痛しかゆし。家族は愚息の成績がどんどんと下降気味で、家人はZ会の追加を決定。何と、最近はIPADを使って通信教育が受けられる時代。まあ、以前、このブログで取り上げたムークも同じ理屈だ。向こうはハーバード大学、こちらは地方の公立高校入試用だから、学識レベルは大いに違うのだが。
もう一方の副業のイラストは極少量ながら販売が立っている。フリー素材で紹介し、実販売の道を歩んでいる。小説群も同様のプロセスを辿っているが、こちらは超低位安定してしまっている。売れ筋トップクラスの作家たちの作品は流石に上手だし、物語の構成も凄い。腰を落ち着けて描けない二足の草鞋生活では、作品の校正すら不十分にならざるを得ず、暫し、辛抱かもしれない。良い作品を読み、良い作品造りの糧にする。このサイクルを謙虚に継続させてゆきたいと思う。



2016年3月6日日曜日

2016(平成28年).3.06書評

先週の評点:
「知識ゼロからの名画入門」(○):永井 龍之介氏、「 山村留学: 生まれ変わる子ども・親・村」(△):青木孝安氏、「やせる! 若返る! 病気を防ぐ! 腸内フローラ10の真実」(○):NHKスペシャル取材班、「薄情」(-):絲山 秋子氏、「 レプリカたちの夜」(△):一條次郎氏
「山村・・」は田舎育ちの私には余りインパクトが無かった。これほどの遊びは田舎の少年では当たり前だったし、では、逞しく育ったかと言えばどうだろうか。それを娘や息子に教えようとしても、無理があるとの実感あり。小説2作とも不調。残念。
今週のお題:
「今どきコトバ事情:現代社会学単語帳」:井上俊氏他、「市民ホスピスへの道: 〈いのち〉の受けとめ手になること」:山崎 章郎氏他、「16歳の語り部」:雁部 那由多氏他、「ハーメルンの誘拐魔」:中山 七里氏、「ブロッケンの悪魔 南アルプス山岳救助隊K-92016」:樋口明雄氏。
ノンフィク3作、小説2作のウェルバランス。「16歳・・」は震災後の少年の告白だ。重く受け止めたい。小説では」ブロッケン」が事前評点も高い。表紙が頂けないが、内容は濃い。

 さて、私の近況は定点観測とばかりに、最近、上京の機会を設けている。相変わらず、東京は人が多く、せちからしい。(余裕がなく、せかせかしている)だからこその、都会なのだろうけど、これを文化とは呼ばない。本当に東京をパリ並みの観光都市にしたいのなら、ビジネスと文化遺産を地理上でも明確に遮断すべきだろう。ロンドンも確かに観光都市の一面があるが、東京に似ていて、世知が無い。やはり、交通インフラの中核地域に、でんとビジネス街があるのが、痛々しい。もし、本当にインバウンドで稼ぐなら、大企業各位は、中心街を観光箇所として譲るくらいの覚悟があっても良い気がする。でも、三菱も三井も土地を譲る気はないだろうが。