2015年8月30日日曜日

2015.8.30書評

先週の評点:
「ヒトはこうして増えてきた: 20万年の人口変遷史」(-):大塚柳太郎氏、「負けない力」(△): 橋本治氏、「勁草」(○):黒川 博行氏、「校長、お電話です!」(◎):佐川 光晴氏。
「ヒト・・」は今後110億人にも至りそうな人口にうんざりで、読む気がしなかったので申し訳ない。「負けない力」は事前評点高かったが、知性を語るにはページ数不足。「頸草」は直木賞前の黒川氏の初作品?事前評点は厳しく、その通りだった。「校長・・」は家人が学校勤めをしているので、臨場感あり。筆者は家人が小学生教諭とか。だから詳しいんだと納得。
今週のお題:
「決定版 広島原爆写真集」:小松健一氏、「“ひとり出版社”という働きかた」:西山雅子氏、「悲素」: 帚木蓬生氏、「 ザ・原発所長(上)(下)」:黒木 亮氏。
先週と同様、フィク2:ノンフィク2の割合で攻めたい。写真集は広島発だ。何度か広島は訪問したことがあるが、ドーム近くまでで博物館までは足が運べていない。その代替でこの写真集を見たい。「ひとり・・」は電子出版のお世話になっている私としては肩身が狭いが、本つくりの原点に触れてみたい。小説群はいずれも大御所達が時代とまともに向き合おうとしている。事前評点も高い。
さて、私の近況はそれほど変わりない。相変わらず、重い腰を上げてジョギングを日課として続けている。そのバックアップとして、マッサージ付きの椅子を購入。実家にある数十万円の高価なものは買えないので、ソファ横に置いても耐えられる超安価なものを選択。(家人の殆ど意見を採択)私は2回ほど、愚息は1回、家人はいまだ利用無しで、多分、椅子代わりに使われるか、物置行きかも。残念。
さて、家人と愚息は夏休みを堪能しているが、「毎日かあさん」ならぬ、「毎日クラブ」で実際の休みは存在しないから可哀そう。「校長・・」に依れば、中学校3年間が一番、多感で成長度合いの大きい時期らしい。毎日クラブで身体をしっかり鍛えるのがベストなのかもしれない。日々身長が伸びてゆく愚息を見ているだけで元気が貰えるのは親の特権かもしれないと考えている昨今でもある。




2015年8月23日日曜日

2015.8.23書評

先週の評点:
「医療否定本の嘘」(○):勝俣範之氏、「巨大化する現代アートビジネス」(◎):グラネ,ダニエル、「秘島図鑑」(◎):清水浩史氏、「日付変更線」(○):辻仁成氏、「ギャラリスト」(○):里見蘭氏。
「医療本・・」は例の近藤先生への反論だ。この本だけでは反論には不十分かな。「巨大化・・」はどうも胡散臭い現代アートの成り立ちを解析してあり、経済新聞の書評にも掲載されていた。「秘・・」は日本の離島の一覧図鑑だ。ここまでデータ収集するのは執念だと感動。辻氏は離婚後の初めての長編。やはり内容が浅い。「ギャラ・・」も現代アートに絡む作品だ。こちらは事前評点は高かったが、「巨大化・・」を読んだ後なので、迫力不足か。日本のアート分野の国際化の遅れの指摘は興味深い。すべてがガラパゴスなのはが、日本のモットーらしい。
今週のお題:
「ヒトはこうして増えてきた: 20万年の人口変遷史」:大塚柳太郎氏、「負けない力」: 橋本治氏、「勁草」:黒川 博行氏、「校長、お電話です!」:佐川 光晴氏。
 フィク2、ノンフィク2のグッドバランス。これが精いっぱいか。負けない力は評点高い。元気でない時読んだら良いかも。「頸草」は直木賞後の黒川氏の初作品?評点はその分厳しい。「校長・・」は家人が学校勤めをしているので、にやにやしながら読めるかと。
 私の近況は帰省でガタガタになった肉体やブログ関係の修復で、ここ一週間は忙しかった。バイオもウィンドウ10で好調。ただし、安価?なASUSノートはインストールしたら、無線ランが使えなくなり、断念。だから、マイクロソフトから連絡が無かったのかも。こちらは4MBにメモリーアップしてから快調なのでまあ良しとしたい。
 それにしても、暑い。早朝ジョギングはまた、再開。休日は距離をすこしアップしている。それでも5kmが限界かな。体との会話を丁寧に重ねてリバウンドを何とか解消したいと思っている。



2015年8月16日日曜日

2015.8.15書評


先週の評点:
「科学・技術と社会倫理」(◎):山脇直司氏。
申し訳ないが、未だ完読していない。それだけ重い意味があるという事だし、知性とは何か、学問とは何か、根底から勉強出来る本だ。当然ながら、私に基本的教養が不足している自責の念は深いが、それ以上に科学や哲学を横通しで観る機会も無かったので、やむを得ない所だろう。完読したら、ブログでも取り上げる積り。
今週のお題:
「医療否定本の嘘」:勝俣範之氏、「巨大化する現代アートビジネス」:グラネ,ダニエル、「秘島図鑑」:清水浩史氏、「日付変更線」:辻仁成氏、「ギャラリスト」:里見蘭氏。
ノンフィク3冊、小説3冊の意欲的挑戦。「医療本・・」は例の近藤先生への反論だ。「巨大化・・」はどうも胡散臭い現代アートの成り立ちを解析したようで、興味深い。「秘・・」は日本の離島の一覧図鑑だ。これは面白いし、しっかりと理解したい。辻氏は離婚後の初めての長編ではないかな?元々余り好きな作家ではないので、読み切れるかどうか。事前評点は低い。「ギャラ・・」も現代アートに絡む作品だ。こちらは事前評点は高い。
さて、私の近況は怒涛の帰省週間より戻り、暫し単身生活だ。家人たちは煩い私など居ない方がマシと未だ、帰省中。帰ってくれば、家事、宿題が待ち構えているのだから、当たり前の心情だろう。こちらも暫しの単身は嬉しい。好きな時間に好きな事が出来るからだ。尤も、家事・炊事・洗濯もろもろは自分でやる必要があるので、結構忙しい。さて、肝心の帰省での親孝行はまあまあ及第点か。実家は実家なりに自分達の生活を切り盛りしているし、互いに干渉しないことがベストなソリューションなのだろう。それにしても、愚息の身長がぐいぐいと伸びている。来年中には抜かれるかもしれない。それはそれで、嬉しい事であり、私自身の黄昏の色合いをより濃くするだけでもあるのだが。



2015年8月9日日曜日

2015.8.09書評

先週の評点:
「大転換――新しいエネルギー経済のかたち」(◎): レスター・R.ブラウン、 ジャネット・ラーセン、「欧米に寝たきり老人はいない - 自分で決める人生最後の医療」(〇):宮本顕二氏、「空白を満たしなさい」(-):平野 啓一郎氏、「波止場にて」(-):野中柊氏、「その愛の程度」(-):小野寺 史宜氏。
 小説群は皆、全滅。帰省に向けて、ブログやイラストや小説群の作り貯め?作業で時間が取れない。申し訳ない。
今週のお題:
「科学・技術と社会倫理」:山脇直司氏。
これは業界誌で紹介のあった、科学では答えることが出来ない課題を社会としてどう捉えてゆくを論じた本だ。このブログでも、ドイツでは科学者抜きで原発の是非を議論し、脱原発に進んだ事実を紹介したが、それに類似した取り進めだ。重いので、帰省中テーマをして良いかと紹介したい。
 さて、私は今、家族と共に帰省中で二つの実家に行かなくてはならないので、移動又移動で忙しく、自分の時間は充分には取れないでいる。
 帰省ゆえに、老両親への親孝行のはずが、中々そうもいかないのが、現実の世界だ。生活を普段から共にしない者同士がいきなり血が繋がってるからと言って、スムーズにコミュニケーションを取れるかといえば、必ずしもそうはいかない。だからこそ、普段からの連絡が欠かせないが、そう簡単ではない。金の切れ目が縁の切れ目だからと、家人は中元、歳暮、誕生日、父母の日を忘れずに、更にはバレンタインデイまで気を使っているが、結果は必ずしも思わしくない。
 高齢化社会での良好な関係構築はつくづく難しい。互いに仲良く年を取るなんて事にはならないから、せめて、自分だけは子供の世話にならないように、健康オタクを目指すのが現代人気質だろうか。何のための人生か?何のために生きているのか?やることが山ほどある若い頃に比べ、高齢の場合のBEING設定は難しいもの。そんな事を帰省の度に考えている。
 

2015年8月2日日曜日

2015.8.01書評


 先週の評点:
「敗者たちのツール・ド・フランス」(○):マックス・レオナルド、「虫の虫」(○):養老 孟司氏「私の「戦後70年談話」(○):岩波書店編集部、「決壊(上)(下)」(◎):平野 啓一郎氏。
 ノンフィク3冊、小説2冊のウェルバランス。だが、決壊は長編で重たかったが、途中のツイッター呟き云々をふっ飛ばしながら(一部の読者が冗長過ぎると批判している部分)、何とかゴールまで辿り着いた。う~ん、難しい。現代の「罪と罰」にも読める。これだけの分量をこなし、且つその底辺にある知性に対して◎評価した。悪しからず。その他ノンフィクは筆者が好きな世界を書いているので、○評価とした。戦後70年談話は皆戦争が嫌いという経験者の集合体だ。安保法案討議真っ最中の中、出版社の反戦への意地を感じる。
 今週のお題:
「大転換――新しいエネルギー経済のかたち」: レスター・R.ブラウン、 ジャネット・ラーセン、「欧米に寝たきり老人はいない - 自分で決める人生最後の医療」:宮本顕二氏、「空白を満たしなさい」:平野 啓一郎氏、「波止場にて」:野中柊氏、「その愛の程度」:小野寺 史宜氏。
 そろそろ、来週から帰省&お盆休みに入るので、小説群をアップ。それ以外は、気になるエネルギーと介護の問題に特化。どれもアマゾン評点悪くないので、ほっとしている。
 さて、私の近況は相変わらず。友人の集いのお誘いや介護をもっと真剣にやれとの叱咤のメールや、やはりエネルギーの行く末を気にする自分自身の立ち位置とか、日々雑音はあり、且つ会社内部のごたごたすらも、夏の喧騒の一つかと達観ししても、疲弊する事には変わりがない。それにしても毎日暑い。東京はもっと暑かった。腰痛を心の病と決めつけ、怠惰に成り易い重い身体に鞭打って、早朝ジョギングは継続している。歩くと走る(ナメクジが這うような走りではあるが)では、使う筋肉が明らかに違い、やや気持ちもポジテイブに変わった気もする。このブログも4年目に突入。石の上にも三年とは、忍耐と努力の年次指標ではあるが、未だ結果が伴わない作家としては、継続は力なりと嘯くしかないのは現状で寂しい限りではある。