2014年5月26日月曜日

2014・5・25書評


 先週のお題。
「検証 福島原発 1000日ドキュメント 」;(Newton別冊)(◎)、「 生きる力ってなんですか?」; おおたとしまさ氏(△)、「 地図のない場所で眠りたい」; 高野 秀行&角幡 唯介氏(◎)、「 ワンナイト」; 大島 真寿美氏(△)、 「COVERED M博士の島」; 森 晶麿氏(△)、「 イン・ザ・レイン」; 山下 貴光氏。(△)
 小説3冊は惨敗。最近、良い本に巡り合わない。残念。冒頭のNewtonの詳細説明は助かるが、でもやはり良く分からない。まだ、原因が不明だからか。それにしても、同時に6基が並行して違い現象でトラブルを起こしていた恐怖は耐え難い。最近ニュースでかなりの人間が所長命令を守らず、現地から逃げだしていたと報道されていたが、気持は分かる。だが、それでプロか!とは言いたくなる。やはり、密集立地のつけ、安全神話への盲信。東電の問題点の根っこは深い。
 「生きる力・・・」は何人かの成功者の言葉を集めただけだった。ダメだ。「地図・・・・」は早大探検部?の面々の活躍が対談調に描かれていて、面白い。しかも、冒険の本質論が語られていて、興味深かった。特に、探検は皆の関心を引いてこそ、意味がある。その為には、本にしなくてはダメだとも記されている。
 小説を書く身としては、小説も架空の世界への冒険を読者と共に、筆者が旅立つ訳なので、同じ目的なんだと感じる。雪男とかアフリカでの異獣探しとか、あほらしくなるテーマではあるが、人間の人生なんかはきっとそんな悪戦苦闘、四苦八苦の連続でしかないかも。
 さて、今週のお題。
「夢をあきらめなければ宇宙にだって行ける」; 星出彰彦氏、協力:宇宙航空研究開発機構、JAXA、 NASA、「 NHKスペシャル 超常現象―科学者たちの挑戦」; 梅原 勇樹氏、 苅田 章氏、「ペンギンが教えてくれた 物理のはなし」; 渡辺 佑基氏、「 避雷針の夏」; 櫛木 理宇氏、「 春、戻る」; 瀬尾 まいこ氏、「 桃ノ木坂互助会 」; 川瀬 七緒氏。
 先週から体調不調につき、元気を貰おうと、今週も宇宙チャレンジもの。又、小説のネタにと、超能力談義、更には ペンギン様の能力を学ぼうと謙虚な姿勢で臨んでいる。最近、タコやら色々な多種多芸な動物に脱帽している流れの一環。
 最後に小説3冊。唯一、川瀬氏が期待か。礼の「よろずの神に聞け」の昆虫博士の作者だ。
 まあ、これらにより、体調が戻れば良いのだがと、願っているのだが、三重苦は中身を少しずつ変えながらも、筆者を悩ませている。

2014年5月19日月曜日

2014・5・18書評


 


 先週のお題。
 
 
「「これを語りて日本人を戦慄せしめよ」: 柳田国男が言いたかったこと」; 山折 哲雄氏(△)、「 国家緊急権」; 橋爪 大三郎氏(○)、「 絶対行きたい! 日本の島旅」; 加藤 庸二氏(◎)、「 憧れのプロヴァンス流インテリアスタイル」; 安田 薫子氏(○)、「人生相談」; 真梨 幸子氏(○)、 「私に似た人」; 貫井徳郎氏(-)、「 スコールの夜」; 芦崎 笙氏(○)。
 前半のエッセー集はどうも内容が伴わないから評価低い。旅関係は、夢が有って良い。小説は真梨さん、読者票高いようだが、懲り過ぎて却って読みづらい。芦崎さんは、権謀術を描きたかったのか、エリートの悲哀を描きたかったのか、方向性が見えない。だが、同じ二足のわらじを履く努力に少し評価アップしておいた。
 今週のお題。
「検証 福島原発 1000日ドキュメント 」;(Newton別冊)、「 生きる力ってなんですか?」; おおたとしまさ氏、「 地図のない場所で眠りたい」; 高野 秀行&角幡 唯介氏、「 ワンナイト」; 大島 真寿美氏、 「COVERED M博士の島」; 森 晶麿氏、「 イン・ザ・レイン」; 山下 貴光氏。
 冒頭の本は外せない。やはり、生涯かけて、原発の在り様は追いかけておきたいので選択。その後の二冊は人生疲れてるけど、やっぱり生きがいは何か?永遠なるテーマ。少し元気をもらうために選択。残り三冊の小説は一応パラパラ読みで選択。どこまで読めるか?
 さて、先週は病気を抱えながらも、何処にも行けなかったGWのリベンジの為、三年ぶりの福島県観光に一泊二日を掛けてきた。目的地は鶴ヶ城と喜多方ラーメンと地元B級グルメ。残念ながら相馬方面は素人は足を踏み入れられない。
 宿泊した裏磐梯のホテルは、高齢者のおばちゃん、おじちゃんで賑わっていて、びっくり。元気です。皆さん。彼らもGWを避けての、旅行だったのかも。
 当日は結構雨も降り、現地は10度Cを切る寒さ。桜もまだ、完全に散りつくしていない様を見て、感動。このところ、家族旅行は安宿でお茶を濁してきたので、息子はホテルの立派さと料理と温泉の豪華さにすっかり満足の模様。
 家人は何よりも、三食を作らなくて良い環境に満足。私はと言えば、休日は貴重な創作活動の時間なので、IPAD持ち込んで、何とか帳尻を合わせた次第。この所、ブログのアクセス数はアップしたが、小説の売れ行きがガタっと落ち込んでおり、悩ましい。イラストもアップはされるが、販売までには至らず、イライラ感が募る昨今でもある。
 そんな、あんなで読書も少し浅い読み方になって申し訳ない。が、それだけ、感動を与える本は先週は登場しなかったという事でもあるのだが。

2014年5月12日月曜日

2014・5・11書評


 先週のお題。
 
 
「盤上に散る」: 塩田 武士氏(○)、「タコの才能 いちばん賢い無脊椎動物 」;キャサリン・ハーモン・カレッジ氏(◎) 、「こんな写真があったのか 幕末明治の歴史風俗写真館」;石黒 敬章氏(○)、「武曲」; 藤沢 周氏(◎)、「醒めながら見る夢」; 辻 仁成氏(△)。
「愛国・革命・民主」(三谷博氏)(◎+)
 塩田氏は注目の作家らしい。関西出身だし、セリフもそれっぽい。が、どうもスピード感が不足しているかも。「タコ」は◎。素晴らしいタコに脱帽。「武曲」は迷ったが、◎へ。微妙。剣道の道に迷うのは良いが、そこまでのモノか?(私の父は三段、私も多少、剣道を齧っているのだが、そこまでの道なのか?疑問。確かに竹刀では真剣勝負にならないという指摘はあるが、棒を持たせれば段位は2倍になる剣道の優位性は、揺るがないはず。)辻氏の作品は光が無い。女優との破局が影響しているのか、その逆で光が無くなったから愛想を付かれたのか。「愛国・・」は素晴らしい。筑摩書房は良本の宝庫であろうかと。
 今週のお題。
 
 
「「これを語りて日本人を戦慄せしめよ」: 柳田国男が言いたかったこと」; 山折 哲雄氏、「 国家緊急権」; 橋爪 大三郎氏、「 絶対行きたい! 日本の島旅」; 加藤 庸二氏、「 憧れのプロヴァンス流インテリアスタイル」; 安田 薫子氏、「人生相談」; 真梨 幸子氏、 「私に似た人」; 貫井徳郎氏、「 スコールの夜」; 芦崎 笙氏。
 冒頭、二冊は国家的視点の本。やや、社会科学的見識を高まえるために選択。次の二冊は憧れの旅行感覚。孤島への旅。良いですねえ~。おフランス良いなあ~。パリ以外だとリオン以外にはフランス経験無い私には、とっても憧れ。最後の三冊はベストセラーもしくは人気小説。時間あれば読み切りたい。
 さて、私はピロリ菌除染、インプラント手術に次ぎ、風邪引き、腰痛と来て、更には持病のメニエルシが重なり、加えて、円形はげが床屋で見つかり(事実は家人に冷酷に告げられていたが、いよいよ赤の他人にも指摘されるほど、顕著になった?)、落ち込んでいる。
 中小とは言え、否、中小故に厳しい経営ストレスと作家との二足のわらじで、ミニマム化している睡眠時間が中高年の身体にかなりのアラームを立てているのだと思う。
 簡単には負けたくないが、息子の能天気ともいえる明るさを身近で見ていると、歳は取りたくないうと思う反面、この年故に、学んだこと、学ぶべきことが分かってきた誇りと焦りが同時に起き得るのだと諦観の想いでもあるのだ。
 知性とは創造の源でもあるかと思う。今週も日々、努力怠ることなく、愚玉の磨きに拍車をかけるのみである。
  

2014年5月5日月曜日

2014.5.04書評

先週のお題。
「LIFE」: 松波 太郎氏(×)、「 おい!山田」: 安藤 祐介氏(×)、「どうせ死ぬなら「がん」がいい」:近藤 誠氏(○)、 中村 仁氏、「ミッドナイト・バス」: 伊吹 有喜氏(◎)、「学生との対話 国民文化研究会」:小林 秀雄氏(×)、「GOSICK RED 」: 桜庭 一樹氏(×)。
途中加えたものは、
「テッペン! 死ぬまでに見たい、富士山頂からの絶景」; 小野 庄一氏(○)、 「よるのふくらみ」; 窪 美澄氏(◎)、 「あしあと」; 勝目 梓氏(○)、「 「余命3カ月」のウソ」; 近藤 誠氏(○)。
 前半の小説が酷かった。小林氏も過去の栄光は認めるが、古過ぎる。出版社はこれで何をしたたかったのか?近藤氏は問題提起は良いが、その意見が医学会や医療分野で真剣に議論されなうのは、どうしてか?読者に訴えるのは良いが、がんに対する専門知識が不足する我々では判断出来ず、混乱するだけだが。伊吹氏、窪氏には脱帽。富士山も良かった。勝目氏は高齢ながら(失礼)頑張っておられる。
 今週のお題。
 
 
「盤上に散る」: 塩田 武士氏、「タコの才能 いちばん賢い無脊椎動物 (ヒストリカル・スタディーズ10) 」;キャサリン・ハーモン・カレッジ氏, 高瀬素子訳 、「こんな写真があったのか 幕末明治の歴史風俗写真館」;石黒 敬章氏、「武曲」; 藤沢 周氏、「醒めながら見る夢」; 辻 仁成氏。
 塩田氏は将棋指しを登場人物にする作家だ。今度も続編らしい。「タコ」う~ん、面白そう。「幕末明治・・・」は写真が意外に残っている点と西郷隆盛の写真は嘘って事が面白い。藤沢氏、辻氏は期待。
 そう言えば、最近、百舌シリーズがテレビで放映され、話題を呼んでいる。十数年前に夢中になって読んだ逢坂氏の作品だ。結構冷酷な刑事ものだが、強い女性が描かれていて、当時ショックだった。こうした暗い番組が好評を期すのは、景気回復の現れかな?って思うが、如何だろうか?

2014年5月1日木曜日

男と女 短編集での勝負

GW中に付き、書評を追加。
「テッペン! 死ぬまでに見たい、富士山頂からの絶景」; 小野 庄一氏、 「よるのふくらみ」; 窪 美澄氏、 「あしあと」; 勝目 梓氏、「 「余命3カ月」のウソ」; 近藤 誠氏。
 冒頭の本は富士山からの眺望写真。特に雲が素晴らしい。登山者は滞在期間がそれほど長くないだろうから、こうした奇跡的光景には中々お目に掛からないだろう。富士山の好きな方にはお勧め。窪さんは上手だ。短編集かと思いきや、それぞれが主人公に置き換わり、物語を繋げてゆく。素晴らしい。これに対し、勝目氏。年齢さというよりは男女の価値感の差がこうした短編集にも現れる気がする。それは、途中経過を大切を思う女性と、結果が何よりと急ぐ男性の違いか。
 最近、ビジネスでは起承転結では遅く、結論から物事を報告すべき!との論評が多い。グローバル化&成果主義でビジネス速度が上昇しているのは、理解出来るが、女性的視野が欠けると、殺伐とした屍を踏み越えながら、サラリーマン競争の世界を歩んでゆくように思える。如何だろうか。
ちなみに、ご心配を掛けているピロリ菌の除染は、本日で無事終了予定。医師からはアルコール厳禁との指示を受けていたが、昨晩は見事裏切り行為で、白ワインを飲んでしまった。意志薄弱、根性不足の謗りは敢えて受けるとしても、飲み過ぎで身体と頭が重たく、自業自得の人生也.
 こうした怠惰な受診態度には、最近ブログでも取り上げた、がん治療のいい加減さ?の影響も多く、医者に懸かりすぎて、薬漬けの我が身を振り返ると、どうも按配が悪い。どうも、医師の掌の上で踊らされている自分を自覚するようで、元気が出ない。
 さて、世の中は、大型GWの後半前の仕事始めという企業も多いかと思う。前半に疲れちゃった人々は、多少ペースダウンで業務に当たるのも良かろうかと思うが、如何だろうか。